三越のライオン。なにがすごいのかというと、関東大震災や第2次世界大戦のなかでも生き残ったものです。三越は、韓国併合時代の京城店や満州国の大連店、ロシアのサハリン、パリ、ミュンヘン、ベルリン、マドリード、ハワイに香港と進出してきた長い歴史があります。三井の三と、江戸時代の越後屋の越で、三越です。
アニメ風だとこんな感じ。2020年夏、フェイトというアニメとコラボレーションする三越という時代。
三越本店のプレート。三越とは縁がないひともいるかもしれませんが、昭和の人気テレビ番組の笑っていいとも!の収録で有名な、新宿のスタジオアルタは、三越伊勢丹グループです。
赤い旗にみえますが、三越の旗です。こちらが旧館といわれる方です。
旧館と新館の連絡橋。
三越日本橋本店。どうも、公式ホームページなどからみるかぎり、日本橋三越本店が正しいようです。
奥のビルは、6ツ星ホテルや三井不動産株式会社もはいるビル、その奥のビルも台湾の百貨店がはいるという三井系のビルです。
駐輪場もあります。
かなりレトロなエレベーター。たしか、三越がエレベーター日本初ではなかったと思います。なぜなら、エスカレーターが三越が商業施設では日本初でした。
あのスタバがまずないので、フォートナムアンドメイソンというカフェ店。器のせいでしょうか、独特な雰囲気。
日本橋三越本店本館7階、特別食堂日本橋のビーフシチュー。スプーンとかが直においてあるんですが、食べ終わると、テーブルクロスごと交換するという次元になっています。シチューは、まるでソースみたいで少なめ、肉がうまい。パスタみたいなものがあり、フォークで食べるシチューといったところか。ビールは村上セブンというビール(お酒は20歳になってから)。希少な日本産ホップのビールらしく、キリンホールディングスのビール博士の村上さんがつくったということで、そういう名前。
最寄駅は、三越前駅。店名が駅名になっています。いろいろ所説があるようですが、三越が銀座線の方は、建設費用を全額負担してつくった駅で間違いなさそうです。いろいろなガイドブックや地図など、三越前と表記されるので、そういった広告を狙ったとされています。