現在のセブン&アイ・ホールディングスの井阪隆一社長は、元々はセブンイレブン弁当や惣菜の開発に長く携わり、鈴木敏文さんより、ある年は、冷やし中華11回やり直しを命じられたほどらしい。
そんな井阪隆一さんは、イトーヨーカドーではなくセブンイレブン入社、新入社員として働いたお店が、このセブンイレブン虎丸店。時は1975年、ここが日本初の24時間営業のコンビニでした。すっかり有名になった東京豊洲のセブンイレブン1号店は、当初は朝7時開店、夜11時閉店でした。
いわゆる、開いててよかったは、ここからはじまったといって過言ではないかもしれません。台風がやってきて停電したとき、24時間営業のセブンイレブンは、当時、ロウソクの灯で営業していたという。
場所は、西友系ザ・モール郡山から近く、ドラッグストアツルハがセブンイレブンの近くにあります。最寄バス停は、福島交通第二中学校。
虎丸町の位置関係。郡山駅からまっすぐ西です。いろいろな路線の集約路線になっているのでバスが頻繁にきます。
東日本大震災後にできた郡山駅前のもの。奥に有名なミュージシャンの緑色の扉もみえます。
郡山あたりは少し関東の雰囲気も。例えばSuicaは、米沢や会津若松では、まだないのに対して、ICカードタッチで電車にのれます。
郡山駅。1975年までは24時間営業というコンビニがなかったわけですが、これだけ増えてきたのは、日本の高度経済成長の時代、夜遅くまで働いていた人たちが増えていった時代と多少なりとも関係はあったのかもしれません。実は、夜なんかコンビニこないだろ?というひとは立地にもよりますが、多いと思います。実際は、深夜はまったくこないといっても、夜2時あたりから朝5時前くらいで、その前後はけっこう、ひっきりなしに客がくるというのが一般的で、客のいない1時間は休憩として、他は店だしや清掃など、わりとやることがあるので、実際は24時間営業にしたほうがいいということなのかもしれません。